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1. 導入

Linuxを含む各種UNIX用のソフトウェアの多くは ソースファイルを圧縮・アーカイブされた形式で配布されています。同じソフト ウェアのパッケージをそれぞれのマシン毎に"構築"することで、 実行できるようになります。そして、このようにすることでたくさんのUNIXの システム毎に用意する手間から開放されるのです。ソースを配布すれば、 パッケージは1つだけでいいのです。なぜなら、入手した人が必要に応じて パッチを当てたりできるからです。 一種類のソフトウェアの配布パッケージが次のようにして様々な変化を遂げて インテルのマシンやDECのAlpha、RISCワークステーションやメインフレームでも 実行できるようになるのです。不幸にも、実際にはこのことがエンドユーザーに ソフトウェアを"構築"するという重荷を与えてしまうのです。そして 、この場合のエンドユーザーは事実上の"システム管理者"、つまり、 キーボードに向かって座っている...あなたです。しかし、元気を出してください。 その手順はこのガイドで説明するように思っている程恐ろしくも神秘的なものでも ありません。


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