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1. はじめに

Java の設計方針のため、プログラマは簡単にはシステムの環境変数へアクセ スできません。 Java開発キット(JDK, Java Development Kit)のインストールのされ方のため、 プログラムを起動するには複数のトークンが必要となりますが、これは HTML の FORM や CGI の操作と組み合わせて用いるには不便です。 これらの制限を回避する方法はいくつもありますが、筆者はそのうちの一つを 実装しました。 詳しくは後の章を見てください。

1.1 本文書で前提とする知識

読者は HTML や CGI の概念についての一般的な知識及び、読者自身が使う HTTP サーバについての最小限の知識を持っていることを前提とします。 また、読者が Java のプログラムの書き方を知っていないと、本文書の大部分 は無意味になってしまうと思います。

1.2 本文書について

本文書の最新版は http://www.orbits.com/software/Java_CGI.html で読むことができます。

The Package

1.3 プログラム・パッケージについて

本文書で述べるプログラムのパッケージの最新版は ftp://ftp.orbits.com/pub/software/java_cgi-0.4.tgz から anonymous FTP で入手できます。 パッケージには本文書の SGML 版も含まれています。

パッケージは GNU Library General Public License に従って配布することが できます。本文書そのものは Linux HOWTO copyright notice に従って配布す ることができます。

訳注: 翻訳版も GPL に従って配布することができます。

もしこのソフトウェアを使う場合には、他の人も Java CGI クラスを見つける ことができるように http://www.orbits.com/software/Java_CGI.html へのハイパーリファレンスを張って頂けると幸いです。

1.4 (図々しいですが)宣伝

この文書は Stellar Orbits Technology Servicesのおかげで世に出ています。 (我々について知りたければ http://www.orbits.com/ を見にきてください。)


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