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4. ディスクレスマシンをブートする

4.1 生のカーネルディスクを使うには

もし、デフォルトの名前付けの名前に従った正しい名前でルートファイルシステムをエクスポートしていて、 かつ NFS サーバが同時に RARP サーバであるなら(つまり、両方のマシンが同じサブネットにある場合ですが)、 カーネルをディスクに cat で書き込むだけでブートできます。(カーネルのルートデバイスは 0:255 にセットしなければいけません。) [訳注:もちろん dd などでも構わないでしょう]

4.2 ブートローダと RARP を使うには

ブート時にカーネルが必要とするパラメータを全て与え、 それにnfsroot=<server-ip-addr>:</path/to/mount>を追加してください。 ここで、server-ip-addr はNFSサーバのIPアドレスで、 /path/to/mount はディスクレスマシン用のルートディレクトリのサーバ上のパスです。

ヒント:

4.3 RARP なしにブートローダを使うには

nfsroot に加えて、カーネルに nfsaddrs=<wst-IP>:<srv-IP>:<gw-IP>:<netm-IP>:<hostname> コマンドライン引数を与えてください。カーネルは与えられたパラメータでを用いて eth0 をセットアップします:

wst-IP

そのマシンのIPアドレス

srv-IP

NFSサーバのIPアドレス

gw-IP

ゲートウェイ

netm-IP

ネットマスク

hostname

そのマシンのホスト名


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